Activepieces MCPをKotaeに接続する
Kotae Marketing Team 著
2025年10月02日
KotaeにMCPサーバーを接続する
推奨するMCPサーバーはActivepiecesです。無料で利用開始でき、他のMCPサーバー(例: n8n)より操作がシンプルです。
必要なもの
- Developer → MCP機能にアクセスできるKotae.aiワークスペース
- Activepiecesアカウント(無料プランでOK!)
以下の例に沿って進める場合はさらに
- Googleアカウント(Googleカレンダーへのアクセス)
パート1 MCPツールをActivepiecesで構築する
ステップ1: 新しいフローを作成する
Activepiecesで「New Flow」をクリックします。ゼロから作成しても、Googleカレンダーに会議を予約するためのKotae共有テンプレートから始めてもOKです。
テンプレートにはパート1の内容がすべて含まれていますが、パート2と3はKotae側で設定が必要です。
フロー名は「Demo Call Guide」など分かりやすいものにしましょう。
ステップ2: MCP Toolを追加する
まず「MCP Tool」を選択します。
以下のような分かりやすい名称と説明を付けます:
- Name: Book a demo
- Description: 事業者との通話を予約するためのツール
- パラメータも定義します:
- attendee_name(文字列、必須)
- attendee_email(文字列、必須)
- start_iso(文字列、必須)
- end_iso(文字列、必須)
- timezone(文字列、必須、例: JST)
💡ヒント: 「Generate Sample Data」ボタンをクリックすると、Kotaeに接続する前にテストできます。
ステップ3: Googleカレンダーのアクションを追加
次にGoogle Calendar → Create Eventを追加します。
Googleアカウントへ接続し、予約を表示したいカレンダーを選択します。
各項目は次のように入力します:
- Summary/Title:
Demo call with {{step_1.attendee_name}} - Start:
{{step_1.start_iso}} - End:
{{step_1.end_iso}} - Guests/Attendees:
{{step_1.attendee_email}}
オプションの説明を追加することも可能です:
- Requested by:
{{step_1.attendee_name}} ({{step_1.attendee_email}}) - Timezone:
{{step_1.timezone}}
通知を送信(Send Notifications)をオンにし、招待メールを参加者へ自動送信します。
ステップ4: MCPクライアントへの返信を設定
最後に「MCP → Reply to MCP Client」を追加します。
これにより、予約が成功したことをKotaeへ返します。
使用するペイロードは以下の通りです:
{ "status": "success","message": "Booked! Calendar invite sent to {{step_1.attendee_email}}.","event": { "id": "{{step_2.id}}","htmlLink": "{{step_2.htmlLink}}","start": "{{step_2.start}}","end": "{{step_2.end}}" }}
ステップ5: テストをして公開
例として以下のサンプル値でテストします:
start_iso: 2025-09-12T15:00:00-07:00
end_iso: 2025-09-12T15:30:00-07:00.
問題なければ「公開」をクリック。
公開後、MCPサーバーのURLと認証ヘッダー / APIキーを控えておきましょう(後でKotae側で使用します)。
パート2 KotaeでMCPサーバーを接続
ステップ6: KotaeのMCP設定を開く
KotaeダッシュボードでDeveloper → MCPへ移動し、「Add MCP Server」をクリック。
Nameは「Activepieces – Book a Demo」など分かりやすい名称にしましょう。
Event Typeは「Chatbot」を選択します。
これはどのイベントがMCPフローを発火するかを指定するものです。
ステップ7: MCP JSON設定を貼り付ける
ActivepiecesでProject → MCP → Connect → OtherからMCPサーバーURLをコピーします。
次にKotaeへ戻り、以下のJSON内にコピーしたURLを挿入して貼り付けます:
{ "mcpServers":
{ "Activepieces": { "url": "[replace]" } }
}
パート3 エンドツーエンドテスト
ステップ8: チャットで試してみる
Kotaeのチャットで次のように入力してみます:
「9月12日15時JSTでミーティングを予約したいです。メールはnicha@example.comです。」
Kotaeは以下のようなリクエストをMCPサーバーに送信します:
{"attendee_name": "Nicha","attendee_email": "[nicha@example.com](<mailto:nicha@example.com>)","start_iso": "2025-09-12T15:00:00-07:00","end_iso": "2025-09-12T15:30:00-07:00","timezone": "JST"}
Activepiecesがカレンダーイベントを作成し、設定したJSONを返信します。
Kotaeはチャットで予約完了を案内します:
「9月12日 15:00から15:30まで、予約が完了しました。カレンダー招待を送りました!」
まだお困りですか?
すぐに動作しない場合は、以下を確認してください:
- MCPサーバーURLとAPIキーが正しいか
- KotaeのEvent TypeがActivepiecesの設定と一致しているか
- Activepieces内でフローを手動実行して機能確認
それでも解決しない場合は、Kotaeサポートへご連絡ください。設定のサポートやトラブルシューティングをお手伝いします。
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